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こんかんばん
ふりがな文庫
“こんかんばん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紺看板
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紺看板
(逆引き)
竹の笠を被って
紺看板
(
こんかんばん
)
を着て、中身一尺七八寸ぐらいの脇差を一本差して、貧之徳利を一つ提げたお
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の男でありました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
夜
(
よ
)
も段々と更け渡ると、孝助は
手拭
(
てぬぐい
)
を
眉深
(
まぶか
)
に
頬冠
(
ほおかむ
)
りをし、
紺看板
(
こんかんばん
)
に
梵天帯
(
ぼんてんおび
)
を締め、槍を小脇に
掻込
(
かいこ
)
んで庭口へ忍び込み、雨戸を少々ずつ
二所
(
ふたところ
)
明けて置いて
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
併
(
しか
)
し
紺看板
(
こんかんばん
)
に
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀を差した見る影もない者に惚れたというのは、孝助殿の男振の
好
(
い
)
いのに惚れたか、又は姿の好いのに惚れ込んだかと難じてやりました
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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