“こみね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小峰50.0%
小嶺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先から冷たいからこれもあったかゝったら旨かろうと思います……瓜揉は感心で、少し甘ったるいのは酢が少し足らない……今日きょう小峰こみねさんと云う芸妓げいしゃが参りますが、是も昔は長刀なぎなた
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
女「あれも十九になります、お耻かしい事でありますが、詮方せんかたなしに身過世渡よすぎしも福田屋龍藏ふくだやりゅうぞう親分さんの処で抱えもすると云うので、行立ゆきたたぬから、今では小峰こみねと云って芸妓げいしゃになって居ります」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
此城堅固に構へて、広大なること西は富士と小嶺こみね山つゞきたり。この山の間には堀をほり、東西へ五十町、南北へ七十町、廻りは五里四方。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)