“こまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小股85.5%
小馬田7.3%
小胯3.6%
小跨1.8%
狛田1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手甲てっこう甲掛けの花売娘であったり、どんどろ大師のお弓であったりしたが、お篠お婆さんに似て小股こまたのきりりとした優形やさがたであった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「いえいえ、小馬田こまたのご領内に住むただの使い屋にすぎません。ほかにも御用をおびて、あちこち駈けずり廻っている者。お花判しるしをいただいたら、さっそくこれでお別れを」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桃割もゝわれに結つて、小胯こまたで、しほらしく歩くやうな女が多かつた。
尾崎紅葉とその作品 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
長い髪をし、ジプシーの少年のような色をし、りっぱな紳士のような夜会裳をして、小跨こまたにおずおず歩いてる小僧が出て来たのを見て、聴衆席では大騒ぎだった。
女連れでもあるし、夜になるとめっきり寒いので、泊りを求めたが、狛田こまたの部落を先刻さっきすぎたので富野のしょうまでたどらなければ、家らしいものはない。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)