“こべや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小室57.1%
小部屋38.1%
小斎4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果してその下には四坪ほどの小室こべやがあった。机や椅子や戸棚などが所狭いほど置かれているところを見ると、事務室であることに間違いがない。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
少年は、気がちがったようになって、すぐそばの小部屋こべやへあたしをむりやり押し込むようにしながら
キャラコさん:08 月光曲 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それから老翁はことごとく関羽に心服して自分の小斎こべやに招き、身の上などうちあけた。この老翁は胡華こかといって、桓帝かんていのころ議郎ぎろうまで勤めたことのある隠士だった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)