“こだは”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時姫の態度に心をつくるに、きのふ芝居にて思ひしとは、甚しき相違あり。その家にありてのさまは、世を面白く渡りて、物にこだはることなき尋常の少女なり。
こゝらは手のさきの器用を弄し言葉のあやつりにのみこだはる歌よみどもの思ひ至らぬ場所に候。三句切の事は猶他日つまびらかに可申候へども三句切の歌にぶつゝかり候故一言致置候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)