“こじれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小焦66.7%
小悶33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
探られているようで小焦こじれったくってたまりません、わたしの身に後ろ暗いことがあるようでしたら、ハッキリとおっしゃって下さいな
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
小焦こじれったく啖呵たんかを切ったその声に、兵馬はどうやら覚えがあります。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
お葉の火の手が折角しずまりかかった処へ、又もやんな狂気婆きちがいばばあ飛込とびこんで来て、横合よこあいから余計なわらべる。重ね重ねの面倒に小悶こじれの来た市郎は、再び大きい声で呶鳴どなり付けた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)