“こしいれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輿入96.0%
腰入4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「同じ甲州でござんすけれども、ここからはだいぶ離れておりまして、萩原領の八幡やわた村というところからお輿入こしいれでござんすとやら」
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しきり世間を騒がせた結婚沙汰がめられて、愈々いよ/\名妓八千代が菅家すがけ輿入こしいれのその当日、花婿の楯彦たてひこ氏は恥かしさうに一寸鏡を見ると
足入れと云ってこっそり嫁を呼び、都合つごうの好い時あらためて腰入こしいれをする家もある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)