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こころまち
ふりがな文庫
“こころまち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心待
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心待
(逆引き)
翌日になると
彼
(
か
)
の僧がまた来た。
心待
(
こころまち
)
に待っていた三左衛門はすぐ碁盤を出して、まず
己
(
じぶん
)
が
先
(
せん
)
でやってみた。先でやってみると
昨日
(
きのう
)
のように勝った。そして、
後手
(
ごて
)
でやるときっと負けた。
竈の中の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
今までは
毎年
(
まいねん
)
長い夏休みの終る頃といえば学校の教場が
何
(
なん
)
となく恋しく授業の開始する日が
心待
(
こころまち
)
に待たれるようであった。そのういういしい心持はもう全く消えてしまった。つまらない。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そう致してあなたがおいでなさりはなさるまいかと二週間位は
心待
(
こころまち
)
に待つのでございましょうよ。(笑う。)わたくし共が二十年も御一しょに暮した事は、おばさんは知らないのですからね。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
こころまち(心待)の例文をもっと
(6作品)
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“こころまち”の意味
《名詞》
こころまち【心待ち】
心の中で密かに期待して待つこと。
(出典:Wiktionary)
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