“こけつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コケツ
語句割合
虎穴72.7%
苔付18.2%
刳穴9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よし、突進しよう、敵に気づかれないように、この秘密を探り出して、平林大尉に教えて上げよう、「虎穴こけつに入らずんば虎児こじを得ず」
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
よほど季感に敏い人だったとみえ、楓や桜なども松杉と対照して、眼立たぬようにくふうがしてあり、思わぬ灌木かんぼくの茂みに、苔付こけつきの石燈籠いしどうろうが据えてあったりした。
柘榴 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
またこの扉では、傴僂せむしの眼の裏面が、たぶんその装置に必要な刳穴こけつだったので、その薄い部分が、頻繁ひんぱんに繰り返される乾湿のために、凹陥を起したに違いないのだよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)