“こがも”の漢字の書き方と例文
語句割合
小鴨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かも小鴨こがも山鳩やまばとうさぎさぎ五位鷺ごいさぎ鴛鴦おしどりなぞは五日目ないし六日目を食べ頃としますがそのうちで鳩は腐敗の遅い鳥ですから七、八日目位になっても構いません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
水底を見て来た顔の小鴨こがもかな、つまりその顔であったわけだが、さらに、よろよろ船腹の甲板に帰って来て眼前の無言の島に対しては、その得意の小鴨も、首をひねらざるを得なかった。
佐渡 (新字新仮名) / 太宰治(著)
秋沙あきさ」は、鴨の一種で普通秋沙鴨あいさがも小鴨こがもなどと云っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)