“こがしら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小頭97.0%
小頭目3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各職の下には、下請したうけがあり、小頭こがしらがあり、現場頭があって統率されていたが、要するに、それらの組々の名は、責任範囲の名称だった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
娘師むすめし邯鄲師かんたんし、源氏追い、四ツ師、置き引き、九官引き、攫浚付かっさらいつけたり天蓋てんがい引き、暗殺あんさつ組の女小頭こがしら、いろいろの商売を持っております」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
庁堂の一段たかいところに、王倫以下のものは左列をして居流れ、晁蓋たちは右側に並んだ。さい中の小頭目こがしらたちは、ことごとく階下だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)