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こうしんやま
ふりがな文庫
“こうしんやま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
庚申山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庚申山
(逆引き)
この東嶺寺と云うのは
松平家
(
まつだいらけ
)
の
菩提所
(
ぼだいしょ
)
で、
庚申山
(
こうしんやま
)
の
麓
(
ふもと
)
にあって、私の宿とは一丁くらいしか
隔
(
へだた
)
っていない、すこぶる
幽邃
(
ゆうすい
)
な
梵刹
(
ぼんせつ
)
です。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
記する有り
庚申山
(
こうしんやま
)
は
閲
(
けみ
)
す幾春秋 賢妻生きて
灑
(
そそ
)
ぐ熱心血
名父
(
めいふ
)
死して留む枯髑髏 早く
猩奴
(
しようど
)
名姓を冒すを知らば
応
(
まさ
)
に犬子仇讐を拝する無かるべし 宝珠是れ長く埋没すべけん 夜々精光斗牛を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
それから、我に帰ってあたりを見廻わすと、
庚申山
(
こうしんやま
)
一面はしんとして、雨垂れほどの音もしない。はてな今の音は何だろうと考えた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
右へ右へと
爪先上
(
つまさきあが
)
りに
庚申山
(
こうしんやま
)
へ差しかかってくると、
東嶺寺
(
とうれいじ
)
の鐘がボーンと
毛布
(
けっと
)
を通して、耳を通して、頭の中へ響き渡った。
何時
(
なんじ
)
だと思う、君
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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