“げんたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玄沢50.0%
玄琢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後、大槻玄沢げんたく、宇田川槐園かいえん継起けいきし、降りて天保弘化の際にいたり、宇田川榛斎しんさい父子、坪井信道、箕作阮甫げんぽ、杉田成卿せいけい兄弟および緒方洪庵等、接踵せっしょう輩出せり。
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
名古屋の筍連たけのこれんにも思いきった八ツ当りを浴びせ、医学館の薬品会をコキおろし、伊藤玄沢げんたくの施薬をおひゃらかし、三臓円や、小見山宗法が店をひやかし、ういろう、きしめん、名古屋女とお市の方
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
貞固はさいの里方とまじわるに、多く形式の外にでなかったが、照と結婚したのち間もなくその弟玄琢げんたくを愛するようになった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
野間玄琢げんたくは「野間安節、寄合御医師、二百俵、呉服橋、」山本楊庵は「山本宗英、法眼、奥御医師、御役料二十人扶持、小川町、」曲直瀬正隆は「曲直瀬養安院、寄合御医師奥詰、千九百石、神田橋外」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)