“げんじょうさんぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
この
功徳がもしすぐれているならば、師への報恩にもなるわけである。たとい渡海の間に死して目的が達せられなくとも、求法の志をもって死ねば本望と言ってよい。
玄奘三蔵の事蹟を考えてみよ。
今よりちょうど一千二百八十余年
以前、かの三蔵法師で有名な中国の
玄奘三蔵が翻訳されたもので、今日、現に『心経』の訳本として、だいたい七種類ほどありますが、そのうちで『心経』といえば
「
玄弉三蔵は、悟りを開く前に六道を見、我が国の
日蔵上人は、
蔵王権現の力で、六道を見たと言いますが、まのあたり六道をご覧になるなどは、めったにできない事ですよ」
さらに新人の
尤なるものは、道昭、智通、
定慧などの僧侶である。道昭は古い帰化人の
裔であり、定慧は
鎌足の子であるが、共に唐に入って
玄弉三蔵に学び、当時の世界文化の絶頂をきわめて来た。