“げんあん”の漢字の書き方と例文
語句割合
玄庵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄庵げんあんは、夜着よぎしたれて、かるく菊之丞きくのじょう手首てくびつかんだままくびをひねった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
相手は医者の玄庵げんあんだった。
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで町内の本道(内科醫)の玄庵げんあんさんに訊いて見ますと、そのお醫者の申すには、私もそれは不思議に思つて居るが、確かな證據がないことを、差出がましく申出でて