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げり
ふりがな文庫
“げり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下痢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下痢
(逆引き)
僕は当時僕の弟の転地先の宿屋の二階に
大腸加答児
(
だいちょうかたる
)
を起して横になっていた。
下痢
(
げり
)
は一週間たってもとまる
気色
(
けしき
)
は無い。
春の夜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平次は首を
捻
(
ひね
)
りました。曲者は酒を呑まない二人を遠ざけるために、安倍川へ大黄を混入して、
下痢
(
げり
)
を催さしたと考えられないこともありません。
銭形平次捕物控:069 金の鯉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
飲料
(
いんりょう
)
には
屹度
(
きっと
)
湯をくれと云う。曾て
昆布
(
こんぶ
)
の出しがらをやったら、次ぎに来た時、あんな物をくれるから、
醤油
(
しょうゆ
)
を損した上に
下痢
(
げり
)
までした、と
嗔
(
いか
)
った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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