“けっそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
血相88.5%
傑僧7.7%
抉掻3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父も腹立たしそうに血相けっそうを変えて立ち上った。そして母をえんから突き落し、自分も跣足はだしのまま飛び降りて母になぐりかかって来た。
木食、名は応其おうごといい、興山上人こうざんしょうにんともいう。かれは一代の傑僧けっそうで、弁才に富む。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後屈症は外科手術を施して位置矯正きょうせいをする事によって、内膜炎は内膜炎を抉掻けっそうする事によって、それが器械的の発病である限り全治の見込みはあるが
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)