“けいだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
境内100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ええ、芝公園増上ぞうじょう寺の境内けいだいに若い女の絞殺こうさつ体が二つ、ほうり捨てられていたというんです。ちょっと新聞の記事を読んでみましょうか——
今日きょうしも砂村方面へ卵の買い出しに出かけたが、その帰途かえりみちに、亀井戸天神の境内けいだいにある掛茶屋に立ち寄って、ちょっと足を休めた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
妙法寺の境内けいだいに居た時のように、落合の火葬場の煙突がすぐ背後に見えて、雨の日なんぞは、きなくさい人を焼くにおいが流れて来た。
落合町山川記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)