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けいぎじゆく
ふりがな文庫
“けいぎじゆく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
奚疑塾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奚疑塾
(逆引き)
天民貧道など
奚疑塾
(
けいぎじゆく
)
に居候時分、百
疋
(
ひき
)
持た
弟子入
(
でしいり
)
が參れば、よい入門と申候物が、此頃は天でも五山でも、二
分
(
ぶ
)
の弟子入はそれ程好いとは思はず、流行はあぢな物に御座候。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
姪は
素
(
もと
)
女子の謂ふ所であつても、
公羊傳
(
くやうでん
)
の
舅出
(
きうしゆつ
)
の語が廣く行はれぬので、漢學者はをひを
姪
(
てつ
)
と書する。そこで
奚疑塾
(
けいぎじゆく
)
に學んだ壽阿彌は甥と書せずして姪と書したものと見える。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
香亭
(
かうてい
)
雅談に拠るに、冬嶺は山本北山の門人で、
奚疑塾
(
けいぎじゆく
)
にあつた頃は
貧窶
(
ひんる
)
甚しかつた。その始て幕府に仕へたのは嘉永中の事で、此より弟子大に進み、病客も亦
蝟集
(
ゐしふ
)
したさうである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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(2作品)
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