“けいぎじゅく”の漢字の書き方と例文
語句割合
奚疑塾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五郎作はわかい時、山本北山やまもとほくざん奚疑塾けいぎじゅくにいた。大窪天民おおくぼてんみんは同窓であったのでのちいたるまで親しく交った。上戸じょうごの天民は小さい徳利をかくして持っていて酒を飲んだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
星巌は古賀精里こがせいり、山本北山の二家に就いて業を受けたがいくばくもなくして帰省し、七年を経て年二十二、文化七年に至って再び江戸に来り、北山の奚疑塾けいぎじゅくにあること六、七年
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)