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ぐわいい
ふりがな文庫
“ぐわいい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
外夷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外夷
(逆引き)
其の避くべからざるは、当時
外夷
(
ぐわいい
)
とせられてゐたヨオロツパ諸国やアメリカは、我に
優
(
まさ
)
つた文化を有してゐたからである。智慧のあるものはそれを知つてゐた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
開国は
寧
(
むし
)
ろ大胆な、進取的な策であるべき
筈
(
はず
)
なのに、それが因循と云はれたのは、
外夷
(
ぐわいい
)
の脅迫を
懾
(
おそ
)
れて、これに屈従するのだと云ふ意味から、さう云はれたのである。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
初め旧幕に
阿諛
(
あゆ
)
し、
恐多
(
おそれおほ
)
くも廃帝之説を唱へ、万古一統の
天日嗣
(
あまつひつぎ
)
を
危
(
あやう
)
うせんとす。
且
(
かつ
)
憂国之正士を
構陥讒戮
(
こうかんざんりく
)
し、此頃
外夷
(
ぐわいい
)
に内通し、
耶蘇
(
やそ
)
教を皇国に
蔓布
(
まんぷ
)
することを約す。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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