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ぐれんどう
ふりがな文庫
“ぐれんどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紅蓮洞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅蓮洞
(逆引き)
彼女が大層
他人
(
ひと
)
当りがよくなったという事を聴いたのもかなり前のことで、抱月氏のお
通夜
(
つや
)
の晩に、坂本
紅蓮洞
(
ぐれんどう
)
の背中を、立ったまま
膝
(
ひざ
)
で突つくものがある。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
時折来訪される人で、あなたをよく知らないで嫌いだといって、あなたの事といえばよく聞きもしないで悪くキメつけるお
爺
(
じい
)
さんが御座います、
紅蓮洞
(
ぐれんどう
)
という人です。
平塚明子(らいてう)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
紅蓮洞
(
ぐれんどう
)
の名は名物とされているが、
狷介不羈
(
けんかいふき
)
、世を
拗
(
す
)
ねたぐれさん以前にも、新派劇、女優劇と、何処の芝居の楽屋にも姿を現す、後日の素質は含蓄されていたものと見えて
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
居間の前へくると杉戸がぴったりと
閉切
(
しめき
)
ってあった。室内では
死面
(
デスマスク
)
をとっているのであった。次の室にも多くの人がいた。手前の控室のようなところには
紅蓮洞
(
ぐれんどう
)
氏がしきりに
気焔
(
きえん
)
をあげていた。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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