“くんしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勲章95.2%
燻焼4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし勲章くんしょううずまった人間を見ると、あれだけの勲章を手に入れるには、どのくらい××な事ばかりしたか、それが気になって仕方がない。……」
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
先刻さっきぼんやり隊長の室を見廻したとき、ふと彼の注意をいたのは机の横の壁に巧みに竹で造られた勲章くんしょう掛けであった。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
燻炭くんたん肥料ひりょうと云う事が一時はやって、芥屑ごみくず燻焼くんしょうする為に、大きな深い穴が此処其処に掘られた。其穴の傍で子を負った十歳の女児むすめと六歳になる女児が遊んで居たが、誤って二人共穴に落ちた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)