“くらまやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
鞍馬山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久しく江戸に出たといううわさを聞かなかったが、陽気にうかれて二、三匹鞍馬山くらまやまからでも迷い出たんでしょうかね
鞍馬山くらまやまのおくに僧正そうじょうたにという谷があります。まつすぎしげっていて、ひるも日のひかりがささないようなところでした。
牛若と弁慶 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
かの御母堂などはどこへ出しても恥ずかしからぬ鼻——鞍馬山くらまやまで展覧会があっても恐らく一等賞だろうと思われるくらいな鼻を所有していらせられますが、悲しいかなあれは眼、口
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)