“くになか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クニナカ
語句割合
国中80.0%
国仲20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国中くになかのあちこちには、傷ましい史蹟が多い。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中臣藤原の遠つおやあめのおしくもね。遠い昔の 日のみ子さまのおしのいひとみ酒を作る御料の水を、大和国中くになか残る隈なく捜し蒐めました。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この草にも色々の異名があって、我々にとってはなつかしい記念である。これを鼠の耳というのは佐渡の国仲くになか地方、他にもまだあろうと思う。