“くじゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口授90.9%
口誦9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
終に全く失明して口授くじゅ代筆せしめて完了した苦辛惨憺を思えば構想文字に多少の倦怠のあるは止むを得なかろう。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
と先生は口授くじゅを始めたが、照常様は用意がなかったからさんざんの不成績だった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
第一竜は黙って聴受ききとり、第二竜は瞑目ねむりて口誦くじゅし、第三竜は廻顧あとみて、第四竜は遠在へだたっ聴受ききとった、怪しんで竜王に向い、この者ら誠に畜生で作法を弁えぬと言うと、竜王そうしかりなさんな