“くしょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
懼色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『類函』に魏明帝宣武場上にて虎の爪を断ち百姓をして縦観せしむ、虎しばしばおりじて吼ゆる声地を震わし観者辟易せしに、王戎おうじゅうまさに十歳湛然懼色くしょくなしとある、予などは毎度多くの獅
夜、燕王、張玉ちょうぎょくを中軍に、朱能しゅのうを左軍に、陳亨ちんこうゆう軍に、丘福きゅうふくを騎兵に将とし、馬歩ばほ十余万、黎明れいめいことごとく河を渡る。南軍の瞿能父子、平安等、房寛ぼうかんの陣をいて之を破る。張玉等これを見て懼色くしょくあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)