“きんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
均霑91.7%
黅天8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから充分なる恩賞に均霑きんてんし得ない場合、彼等の間に、不平不満の声の起きるのは当然である。
四条畷の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
我等女子が現代文明の幸福に均霑きんてんせんめ——我等みづからの幸福のめとのみ云はず、我等の良人をつと及び子女の幸福のめ——要求すべき正当な第一の権利は教育の自由である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
太始たいし天元てんげんさつに見えて居るといふ丹天の氣、黅天きんてんの氣、蒼天の氣、素天の氣、玄天の氣などといふのは、天の四方及び中央に五色を配した空言なるが如く、何の特別意義も無きかと見ゆる。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)