“きょくげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
局限60.0%
極言40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾たびか慰撫いぶの使者を伊丹いたみへ向け、村重を懐柔かいじゅうして、この事件を一先ず内部的なものに局限きょくげんして済ませたいと、極力つとめて来たここ二ヵ月間のあとを眺めて、いかに伊丹の離反りはんとその影響が
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは有るなしに拘らず勤まらないというんだから、少々極言きょくげんのようだが参考にはなる
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
私へ鑑定を乞うなど、非常な見当違いであることを、いつも縷々るる極言きょくげんしてあやまっている。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)