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きょうそく
ふりがな文庫
“きょうそく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
脇息
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脇息
(逆引き)
脇息
(
きょうそく
)
によりかかりながら、やっと筆を手にして、遺書と云うほどのものではないが、ともかくもあの方に道綱の事をくれぐれもお頼みし
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
書院というは名ばかり、
几帳
(
きちょう
)
、
簾垂
(
すだ
)
れ、
脇息
(
きょうそく
)
、
褥
(
しとね
)
、目にうつるほどのものはみな忍びの茶屋のかくれ部屋と言ったなまめかしさなのです。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
けば/\しい
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の
衣桁
(
いこう
)
だの、虫食いの
脇息
(
きょうそく
)
だの、これ等を部屋の常什物にして、大きなはい/\人形だの
薬玉
(
くすだま
)
の飾りだの、
二絃琴
(
にげんきん
)
だの
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
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