“きゅうしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厩舎57.9%
柩車36.8%
鳩舎5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつか姉妹きょうだいに最初に案内された厩舎きゅうしゃへもいってみました。これは以前のままに残っていましたが、もうそこに馬は、一頭もいませんでした。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
ただ僕の父の死骸しがいを病院から実家へ運ぶ時、大きい春の月が一つ、僕の父の柩車きゅうしゃの上を照らしていたことを覚えている。
点鬼簿 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
半分は金あみをはり、半分は板をうちつけて作ってある鳩舎きゅうしゃのなかに、かってあるのです。鳩舎は、お家のうらの丘のうえにおいてありました。鳩は、とてもよくきょうだいになついていました。
電気鳩 (新字新仮名) / 海野十三(著)