“きうしや”の漢字の書き方と例文
語句割合
柩車100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひつぎが外へ運び出されて、これも金ぴかの柩車きうしやに移されたのは、少し片蔭ができた時刻であつた。私は兄と他の人達と、後ろの方の車に乗つた。
町の踊り場 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
曩昔そのかみの東下りの御板輿おんいたごしを白き柩車きうしやに乗り換へて、今こそ君は浄土きよつちの西の京へとかへり玉はめ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)