“きばなしゃくなげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句 | 割合 |
黄花石楠 | 66.7% |
黄花石楠花 | 33.3% |
高根薔薇の艶麗、高根
撫子の可憐、
黄花石楠の清楚に加えて、
伊吹麝香草、車百合、
千島桔梗などが現われ、少し岩の露出した所には、姿のいい真柏や唐松などが生えている。
苔桃や
岩高蘭も多い。
赤石沢の上流まで行かなければ、水を得られる
当もないので、雲の中をひたすら前進するより外に仕方がなかった。兎岳の頂上には
雲間草が非常に多く、
湯薬竜胆、岩梨、
黄花石楠なども咲いていた。
それらの植物の間に、最も私を喜ばせたのは、雲仙では
普賢の絶頂でなければ生えていない
黄花石楠花がここでは至るところの岩石の
根占となって、つつじと共に生えていることである。
黄花石楠花が、岩角の間に小さくしがみついて咲いている、その間を踏んで、登れば、千枚沢岳と悪沢岳の間に、赤石山が
吊鐘を伏せたように円く立っている、支脈伝いに背面を見た時には
日本南アルプスの中で、
縋り得べき土地の垂直的突端である、それから上は絶対無限の空ばかりだ、三角標の基脚には
黄花石楠花、チングルマ、アオノツガサクラ、浦島ツツジ、四葉シオガマ