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黄花石楠
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きばなしゃくなげ
ふりがな文庫
“
黄花石楠
(
きばなしゃくなげ
)” の例文
浦島躑躅
(
うらしまつつじ
)
、
苔桃
(
こけもも
)
、
黄花石楠
(
きばなしゃくなげ
)
、
姫菅
(
ひめすげ
)
など、岩間に痩せた茎を托しているが、花は
流石
(
さすが
)
に美しい。偃松も山の肌へ腹匐いになって、身を潜めている。
朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
此処は白馬浅葱、
白馬扇
(
しろうまおうぎ
)
、
白山小桜
(
はくさんこざくら
)
、
信濃金梅
(
しなのきんばい
)
、
高根薔薇
(
たかねばら
)
、
黄花石楠
(
きばなしゃくなげ
)
、黒百合、
色丹草
(
しこたんそう
)
など、素人目にも美しい花がそれこそ
妍
(
けん
)
を競い麗を闘わし、立派なお花畑である。
白馬岳
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
高根薔薇
(
たかねばら
)
の艶麗、高根
撫子
(
なでしこ
)
の可憐、
黄花石楠
(
きばなしゃくなげ
)
の清楚に加えて、
伊吹麝香草
(
いぶきじゃこうそう
)
、車百合、
千島桔梗
(
ちしまぎきょう
)
などが現われ、少し岩の露出した所には、姿のいい真柏や唐松などが生えている。
苔桃
(
こけもも
)
や
岩高蘭
(
がんこうらん
)
も多い。
北岳と朝日岳
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
赤石沢の上流まで行かなければ、水を得られる
当
(
あて
)
もないので、雲の中をひたすら前進するより外に仕方がなかった。兎岳の頂上には
雲間草
(
くもまぐさ
)
が非常に多く、
湯薬竜胆
(
とうやくりんどう
)
、岩梨、
黄花石楠
(
きばなしゃくなげ
)
なども咲いていた。
大井川奥山の話
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
楠
漢検準1級
部首:⽊
13画
“黄花石楠”で始まる語句
黄花石楠花