“きせがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黄瀬川60.0%
喜瀬川20.0%
喜勢川10.0%
喜瀬河10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、御鷹おたかをあつかわせては、黄瀬川きせがわ弁馬は、一人前じゃろう。——だが、まるで貴様は、世間を知らんじゃないか。
御鷹 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
外村惣衞とむらそうえと申しておちいさい時分からお附き申した御家来中田千股なかだちまた、老女の喜瀬川きせがわ、お小姓しげるなどが交々こも/″\お薬をあげる、なれどもどっとお悪いのではない、とこの上に坐っておいでゞ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
呼んで来なよ、あのや、何んだって今ッから居睡いねむりをしているんだよ、いけねえ餓鬼だよ、長次はんを見て来て呉んなましよ、喜勢川きせがわはんの座敷に居なますよ
「これは都に名も高き、白拍子しらびょうし喜瀬河きせがわに候なり……」
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)