“きくぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木釘66.7%
麹義33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、それは木でこしらえてあって、それに色彩しきさいをほどこし、金めっきをしたものなのです。そしてそれは、壁に打ちこまれた一本の木釘きくぎで、しっかりととめられています。
此處彼處こゝかしこ地圖ちづえれば、木釘きくぎには數多あまたかゝつてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「ふたりは、左右ふた手にわかれて、両翼の備えをなせ。また、屈強の射手千余騎に、麹義きくぎを大将として、射陣を布け」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時分はよしと、東岸の兵は、厳綱を真っ先にして、橋をこえ、敵の先陣、麹義きくぎの備えへどっと当って行った。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)