“ききたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聴賜50.0%
聞玉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ感謝す爾は余のこの大試錬に堪ゆべきを知りたればこそ余のねがい聴賜ききたまわざりしなり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
爾は余の祈りを聴賜ききたまえり、汝かつて余に教えていわく、肉のために祈るなかれ霊のために祈れよと、しかして余は余の愛するものとともに爾に祈るにこの世の幸福を以てせざりしなり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
としるべきもの流石さすが古兵ふるつわもの斥候ものみ虚実の見所誤らず畢竟ひっきょう手に仕業しわざなければこそ余計な心が働きてくるしむ者なるべしと考えつき、或日あるひ珠運に向って、此日本一果報男め、聞玉ききたまえ我昨夜の夢に
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)