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ききかじ
ふりがな文庫
“ききかじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
聞噛
60.0%
聞齧
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞噛
(逆引き)
四海波静かにて、波も動かぬ時津風、枝を鳴らさぬ
御代
(
みよ
)
なれや、と勿体ない、祝言の
小謡
(
こうたい
)
を、
聞噛
(
ききかじ
)
りに
謳
(
うた
)
う下から、勝負!とそれ、
銭
(
おあし
)
の
取遣
(
とりや
)
り。板子の下が地獄なら、上も
修羅道
(
しゅらどう
)
でござります。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ききかじ(聞噛)の例文をもっと
(3作品)
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聞齧
(逆引き)
養家の
旧
(
もと
)
を聞知っている学校友達などから、ちょいちょい聞くともなし
聞齧
(
ききかじ
)
ったところによると、六部はその晩急病のために
其処
(
そこ
)
で落命したのであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
若いに似合わず金儲けは上手で、町内でも評判の専助ですが、平次が見たところや、八五郎が
聞齧
(
ききかじ
)
ったところでは、見掛けに似合わぬとんだ孝行者だということでした。
銭形平次捕物控:039 赤い痣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ききかじ(聞齧)の例文をもっと
(2作品)
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