“聞齧”の読み方と例文
読み方割合
ききかじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
養家のもとを聞知っている学校友達などから、ちょいちょい聞くともなし聞齧ききかじったところによると、六部はその晩急病のために其処そこで落命したのであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
若いに似合わず金儲けは上手で、町内でも評判の専助ですが、平次が見たところや、八五郎が聞齧ききかじったところでは、見掛けに似合わぬとんだ孝行者だということでした。