“がくでん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楽田50.0%
学田16.7%
楽殿16.7%
額殿16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治二十四年十月二十八日濃尾大地震の前に、愛知県丹羽にわ楽田がくでん村の水を落した田の中から無数のドジョウが出て来た(明治二十四年愛知県震災誌)。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)
百五十町歩——大学所有田・「学田がくでん
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
東勝寺の楽殿がくでんの楽器を持ってきて、高時の陣座のうしろに、たむろを作っていた諸職の雑人ぞうにん——あの笛師、太鼓打ち、仏師、鋳物師いものし塗師ぬし仮面めん打ち、染革師などの工匠たくみや遊芸人たちだった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
渡殿わたどの、回廊、社務所、額殿がくでん祓殿はらいでん、それに信者だまり、建物の数は七、八つも見えました。