“がいぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
外貌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に彼の外貌がいぼうもそのペダンチックな性格を暗示している。大きな尖り鼻、長くて薄い、真っ黒な韃靼人風の髯とある。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
バッハの音楽は、一応むずかしい外貌がいぼうを持っているようではあるが、その底にはめども尽きぬ人間愛が流れている。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
古来人相と称して、人の外貌がいぼうにつきて、その人の運不運、吉凶を占定する法がある。これを細別すれば、面相術、骨相術、手相術、爪相術そうそうじゅつ等となる。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)