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かんつばき
ふりがな文庫
“かんつばき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寒椿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒椿
(逆引き)
ツィ——と寂しそうに鳴いて、
目白鳥
(
めじろ
)
が
唯
(
ただ
)
一羽、雪を
被
(
かつ
)
いで、
紅
(
くれない
)
に咲いた一輪、
寒椿
(
かんつばき
)
の花に来て、ちらちらと羽も尾も白くしながら枝を
潜
(
くぐ
)
った。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その辺に咲いている
寒椿
(
かんつばき
)
の横手から裏庭へかけて、私は足を運んでみました。
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
この
痩所帯
(
やせじょたい
)
に金屏風だけが光っている、これはお寺の
什物
(
じゅうもつ
)
の一つを貸してくれたもので、
緑青
(
ろくしょう
)
の濃いので、青竹がすくすくと立っている間に
寒椿
(
かんつばき
)
が咲いている、年代も相当に古びがついて
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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