“かとうきよまさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
加藤清正100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「閣下は水戸黄門が好きなのだそうだ。わしは人臣としては、水戸黄門と加藤清正かとうきよまさとに、最も敬意を払っている。——そんな事を云っていられた。」
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
わたくし夕食後ゆふしよくごいつものやうに食堂しよくだう上部じやうぶ美麗びれいなる談話室だんわしつでゝ、春枝夫人はるえふじん面會めんくわいし、日出雄少年ひでをせうねんには甲比丹カピテンクツクの冐瞼旅行譚ぼうけんりよかうだんや、加藤清正かとうきよまさ武勇傳ぶゆうでん
「そりゃあげでえ(外題?)ちげえだ」とやはり五十がらみの漁師が云った、「毒饅頭をくわされたなあ加藤清正かとうきよまさだべえ、ありゃあおめえ徳川方の計略だあ」
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)