“かたをか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カタヲカ
語句割合
片岡80.0%
傍岡20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片岡かたをかに露みちて
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
宿泊帳には故意わざと偽名をしよしたれば、片岡かたをかせふをば景山英かげやまひでとは気付きづかざりしならん。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
左手の目の下に集中して見える丘陵は、傍岡かたをかである。葛城川もほの/″\と北へ流れて行く。平原の真中に旅笠を伏せたやうに見える。遠い小山は、耳無みゝなしの山である。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)