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おんがえし
ふりがな文庫
“おんがえし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
報恩
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
報恩
(逆引き)
父も兄も相果て、母が病中斯様な処に這入って芸者を致すとの物語を聞き、あゝ己は不孝で、二十四歳の折家出をして、
両親
(
ふたおや
)
に聊かも
報恩
(
おんがえし
)
を致さんで
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いや、
理屈
(
りくつ
)
を言うわけではないがね、目的を達するのを
報恩
(
おんがえし
)
といえば、
乞食
(
こじき
)
も同然だ。乞食が銭をもらう、それで食っていく、渠らの目的は食うのだ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
世話になった叔父へも
報恩
(
おんがえし
)
をせねばならぬ、と思う心より、寸陰を惜んでの刻苦勉強に学業の進みも著るしく、何時の試験にも一番と言ッて二番とは
下
(
さが
)
らぬ程ゆえ、得難い書生と教員も感心する。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
食っていけるからそれが方々で銭を
乞
(
もら
)
った
報恩
(
おんがえし
)
になるとはいわれまい。私は馬方こそするが、まだ乞食はしたくない。もとよりお志は受けたいのは山々だ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私はおまえさんの
希望
(
のぞみ
)
というのが
愜
(
かな
)
いさえすれば、それでいいのだ。それが私への
報恩
(
おんがえし
)
さ、いいじゃないか。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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