“おりづめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
折詰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折詰おりづめをぬすんだやつ、豆腐をぬすんだやつ、学校を追いだされたやつ、そのやつの親父おやじは阪井猛太だ」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
旅人 子供さんがいるなら、ここにい物があります。(リュックサックの中からすし折詰おりづめを取出す。)これは汽車の中で買ったんですが、ここでふたを明けることにしましょう。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
前の晩にもらった折詰おりづめものだとか、買い置きの湯葉ゆばだとか、だとか、こんにゃくだとか、あるいは豆腐を使おうと、なんでも独創的に考案して、勝手にどんなふうにでもやれるのである。
鍋料理の話 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)