“おぼえがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
覚書91.7%
覺書8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スクラトン裁判長が陪審ばいしん官に示した要点の覚書おぼえがきというのが、雄弁にこの犯罪の内容を物語っている。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
五百いお覚書おぼえがきるに、三百石十人扶持の渋江の月割が五両一分、二百石八人扶持の矢島の月割が三両三分であった。矢島とは後に抽斎の二子優善やすよしが養子に往った家の名である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
これは喜多八きたはちたび覺書おぼえがきである——
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)