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おほつぶ
ふりがな文庫
“おほつぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大粒
72.7%
大顆
18.2%
大滴
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大粒
(逆引き)
皺だらけな顏が白くなつた上に
大粒
(
おほつぶ
)
な汗を
滲
(
にじ
)
ませながら、脣の
干
(
かわ
)
いた、齒の
疎
(
まばら
)
な口を
喘
(
あへ
)
ぐやうに大きく開けて居ります。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おほつぶ(大粒)の例文をもっと
(8作品)
見る
大顆
(逆引き)
暫くすると、
大顆
(
おほつぶ
)
の
甘味
(
うま
)
さうなのが籠に盛つて持ち出された。光政は子供のやうに手を出してその一つを取つた。すると丁度その折襖の影から侍医の皺くちやな顔がひよつくり覗いた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
おほつぶ(大顆)の例文をもっと
(2作品)
見る
大滴
(逆引き)
川原にゐた老若男女も慌しく駆歩などをするので、これは降るかも知れんといふ気がしてゐるうちに、もう
大滴
(
おほつぶ
)
の雨が落ちて来た。
イーサル川
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
おほつぶ(大滴)の例文をもっと
(1作品)
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