“おっかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
越格50.0%
追駆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道力どうりき堅固を以て知られてはいるが、なにぶん越格おっかくのところが多く、我々には測り兼ねる器用がござる故、今日はねんごろに請うて、初学の者、或いは婦人子供たちにもわかるように
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
やや近く忍びよりて、一声高く「聴水」ト呼べば、くだんの狐は打ち驚き、まなこも開かずそのままに、一けんばかり跌踢けしとんで、あわただしくげんとするを。逃がしはせじと黄金丸は、おめき叫んで追駆おっかくるに。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)