“おくぶこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
奥深100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが角屋敷かどやしきで、折曲おれまがると灰色をした道が一筋ひとすじ、電柱のいちじるしく傾いたのが、まえうしろへ、別々にかしらって奥深おくぶこう立って居る、鋼線はりがねが又なかだるみをして、廂よりも低いところを、弱々よわよわと、斜めに
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)